· Compute Engine と仮想マシン  · 3 min read

Google Compute Engine で最初の仮想マシンを立ち上げる

Google Compute Engine を使って初めて仮想マシンを作成し、起動する方法を詳しく解説するステップバイステップガイド

Google Compute Engine を使って初めて仮想マシンを作成し、起動する方法を詳しく解説するステップバイステップガイド

Google Compute Engine (GCE) は、Google Cloud が提供する仮想マシン (VM) サービスです。このガイドでは、GCE で最初の仮想マシンを立ち上げる手順を詳しく説明します。

前提条件

  • Google Cloud アカウントを持っていること
  • プロジェクトが作成されていること
  • 課金が有効になっていること

ステップ 1: Google Cloud Console にアクセス

  1. ウェブブラウザで Google Cloud Console を開きます。
  2. Google Cloud アカウントでログインします。

ステップ 2: Compute Engine API を有効化

  1. 左側のナビゲーションメニューから「API とサービス」>「ライブラリ」を選択します。
  2. 検索バーに “Compute Engine API” と入力します。
  3. 検索結果から “Compute Engine API” を選択し、「有効にする」をクリックします。

ステップ 3: 仮想マシンインスタンスの作成

  1. 左側のナビゲーションメニューから「Compute Engine」>「VM インスタンス」を選択します。
  2. 「インスタンスを作成」ボタンをクリックします。

ステップ 4: インスタンスの設定

  1. 「名前」フィールドにインスタンス名を入力します(例:my-first-vm)。
  2. 「リージョン」と「ゾーン」を選択します。
  3. 「マシンファミリー」と「マシンタイプ」を選択します(例:E2-micro)。
  4. 「ブートディスク」セクションで、オペレーティングシステムとバージョンを選択します(例:Debian 11)。
  5. 必要に応じて、その他のオプション(ネットワーキング、ファイアウォール等)を設定します。

ステップ 5: インスタンスの作成

  1. 画面下部の「作成」ボタンをクリックします。
  2. GCE がインスタンスを作成するまで数分待ちます。

ステップ 6: インスタンスへの接続

インスタンスが起動したら、SSH を使って接続できます:

  1. VM インスタンスの一覧で、作成したインスタンスの「SSH」ボタンをクリックします。
  2. ブラウザ内の SSH ウィンドウが開きます。

まとめ

以上で、Google Compute Engine で最初の仮想マシンを立ち上げる基本的な手順は完了です。この仮想マシンを使って、様々なアプリケーションのホスティングや開発環境の構築などが可能です。

次のステップ

  • ファイアウォールルールの設定
  • 永続ディスクの追加
  • カスタムイメージの作成
  • 負荷分散の設定

GCE の詳細な機能や最適化については、Google Cloud のドキュメントを参照してください。

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